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zoom RSS 秋葉原の惨劇に思う・・・

<<   作成日時 : 2008/06/09 14:12   >>

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画像昨日東京秋葉原で起きた無差別殺人の惨劇、今朝のテレビはどのチャンネルを回してもこの事件でもちきりです。突然この事件に巻き込まれてお亡くなりになった方々や傷害にあった方々には心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。テレビではいつも饒舌なコメンテーターの方々も余りの惨劇に何とコメントしていいのか分からず戸惑いを見せているようでした。何の罪科の無い人々に”誰でも良かった”とナイフを振りかざして不特定多数の人間に襲いかかった加藤智大容疑者(25)の犯行には怒りを禁じえません。彼をこのような狂気に駆り立てた背景を考えた時、昨今の差別社会の根源である「派遣社員」と言う身分に思いが至ります。小泉政権が目指したアメリカ的な自由競争社会は多くの格差を生み社会的に何の保証も無い「派遣の世界」を蔓延させました。一度その世界に足を踏み入れたらそこから這い上がるのは相当に至難の業だそうです。実は私は30年勤めた会社を希望退職で辞めた後人に請われて派遣会社に入社してそこで働く多くの人々を見てきました。ワンルームマンションと言えば聞こえが良いが実態は3畳一間のタコ部屋それでも家賃は一日6000円(日当から天引き)、朝食は出るも味噌汁とご飯と干物とお新香、それさえも早く食べないとすぐなくなります。仕事は早朝6時車に詰め込まれて現場に行きます、仕事に要する道具は全て自前、それさえも日当から天引き、その為に日当一万円の日当(当然仕事にあぶれた時に日当は無し)とは言え、それから家賃・道具代・前借を引かれたら殆ど取り分が無く時にはマイナス?の給与明細を手にする事になる、そんなわけで大概は夕方帰ってきたら2・3千円前借をしてそれさえも酒・パチンコでその日のうちに使い果たします。一度こんな状態に落ち込んだら這い上がるのは至難の業です。大概の人は諦めの境地でその日その日を絶望的なまま大人しく過ごしています。一度病気になって働けなくなったら体良くお払い箱です。それに比べて社長は一等地にお城のような豪華な屋敷を建てて夏休み・冬休みの都度家族で海外旅行三昧です。多分こんな例は極端な例でしょうが派遣の世界は概ね似た様な世界だと思います。社会的な身分保障が無いですから、当然不動産や車など高価なローンは組めません、また賃貸マンションでさえ保証人の確保が出来なくて入居できませんので派遣会社の借り上げマンションでの生活です、それさえも仕事が無くなったら追い出されます。結局はネットカフェでのその日暮らし。そんな訳で彼等には結婚生活など夢の世界です。将来への希望が断たれ自暴自棄な気持ちになった感情も彼の底流にあったと思います。だからと言って決してこのような狂気を肯定するものでもないし、また「派遣社員」だからと言って差別する感情など全くありません、むしろ多くの「派遣社員」の皆さんはこんな境遇にもめげず真面目に頑張っていると思います。今こんな若者の間で戦前に書かれた小林多喜二の冒頭「おい地獄さ行(え)ぐんだで!」で始まる「蟹工船」がベストセラーになっているそうです。この蟹工船で働く人々の生活と、現代の派遣の世界を重ね合わせた時に余りに酷似して共感を呼ぶそうです。勿論こうした狂気を全て「派遣社員」のせいにする積りは毛頭ありません、彼特有の性格的な事も大いにあるお思います。やはり政府も経済界もこうした現状に目を背けないでもっとこうした若者にも希望を持たせるような施策が必要だと思います、何故ならこうした派遣社員の皆さんに夢を与え購買力を付ける事が日本経済の再生に繋がるからです。今回の秋葉原の惨劇を見て思う・・・・

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